古中ブログ

第1回避難訓練を実施しました!!

「天災は忘れた頃にやってくる」
 地震などの「自然災害」の発生を抑止することは困難です。そのため、被害を最小限にするための訓練はとても重要です。
 5月7日(火)、地震発生を想定した避難訓練を実施しました。
 「とっさ」の行動ができるようになるためには、「訓練」が必要です。
 今回は、次のようなねらいをもって実施しました。
【ねらい】
(1)生徒および教師の防災意識の向上を図る。
(2)生徒一人ひとりの地震発生時における基本的な行動様式を身につけさせる。
(3)地震発生時に敏速に安全な行動がとれるようにする。
(4)震度5以上の地震が発生した場合、生徒を保護者に円滑に引き渡すことができるようにする。(今回は、説明のみ)
(5)緊急地震速報発令の校内放送を聞いて、身を守る安全な行動がとれるようにする。
(6)火災発生時の避難経路を使い、避難経路の確認をする。

【想 定】
○福島県沖に地震が発生した。古殿町の震度は6強。校舎倒壊の恐れがあり併せて地震が発生。校舎外に避難の必要あり。
【事前指導】
・災害発生に伴う避難方法等の指導。
・非常ベル、緊急放送、先生の話をきちんと聞く態度を養っておく。
・生徒の身体状況の把握。
・実施日時等の告知。

【避難訓練】
【通報】
①「訓練 訓練 訓練 ただいま、緊急避難速報あり。全員机の下に避難せよ。」
②「揺れがおさまりました。避難経路を使い、すぐに避難してください。」
 ◎駐車場に整列する。(到着した学級順に整列する。)
 人員を確認し、本部長(校長)に報告する。
「第□学年出席者○名、欠席者△名、異常ありません。」
【反省会】

 


【校長先生のお話】
 人間は、「非常事態」が起きると動揺して何もできなくなることがあります。考えなくても「とっさ」の行動がとれるようにすることが大切です。今日は、そのための訓練です。小学校の6年間の中で18回、小中学校の9年間の中で24回の訓練を行います。
繰り返しの練習により、考えなくても行動ができるようにしなければいけません。

 

 【講話(古殿分署署員)】
 今回の避難にかかった時間は、2分26秒でした。短時間での避難と基本的訓練事項である、次の5点がしっかりできていました。

 

(1)   非常ベル、緊急放送の意味と聞き方。
(2) 避難前の整列の仕方。帽子をかぶり落下物から頭を守ること。
(3) 避難口の選択と廊下、階段の歩行。
(4) 「お・か・し・も・ち」の励行(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない・ちかよらない)
(5) 避難場所での整列方法。
 今後は、学校ではもちろんのこと、家庭においても「実際に起きたらどうするか」「自分の命は自分で守る」ということを自覚していきましょう。