第1回避難訓練を実施しました!!
「天災は忘れた頃にやってくる!!」
地震などの「自然災害」の発生を抑止することは困難です。そのため、被害を最小限にするための訓練はとても重要です。
5月2日(水)、地震発生を想定した避難訓練を実施しました。
「とっさ」の行動ができるようになるためには、「訓練」が必要です。
今回は、次のようなねらいをもって実施しました。
【ねらい】
(1) 生命及び身体の安全を常に考えて行動する態度を養うとともに、その習慣化を図る。
(2) 非常の場合に際して、教師の指示に従い、秩序正しく冷静沈着な判断力と迅速に避難できる行動力を養う。
(3) 避難経路、避難方法、諸注意を理解させる。
(4) 災害や防災に対する意識を高め、防災予防の心構えや必要性を認識させる。
(5) 学校防災計画の内容と分担について共通理解を深める。
【事前指導】
・災害発生に伴う避難方法等の指導。
・非常ベル、緊急放送、先生の話をきちんと聞く態度を養っておく。
・生徒の身体状況の把握。
・実施日時等の告知。
【避難訓練】
【通報】
①「訓練 訓練 訓練 ただいま、緊急避難速報あり。全員机の下に避難せよ。」
②「揺れがおさまりました。避難経路を使い、すぐに避難してください。」
◎駐車場に整列する。(到着した学級順に整列する。)
人員を確認し、本部長(校長)に報告する。
「第□学年出席者○名、欠席者△名、異常ありません。」
【反省会】
【校長先生のお話】
朝、登校坂を上っている1年生芳賀さんに質問しました。「今、大きな地震が発生したらどうしますか?」すると、芳賀さんは、「あわてない」とすぐに返事を返してくれました。そして、「どう行動すればよいかを考えます。」
さすが、中学1年生ですね!!。古殿小学校での訓練のたまものです。
人間は、「非常事態」が起きると動揺して何もできなくなることがあります。考えなくても「とっさ」の行動がとれるようにすることが大切です。今日は、そのための訓練です。小学校の6年間の中で18回、小中学校の9年間の中で24回の訓練を行います。
繰り返しの練習により、考えなくても行動ができるようしなければ行けません。
【講話(古殿分署署員)】
今回の避難にかかった時間は、2分28秒でした。短時間での避難と基本的訓練事項である、次の5点がしっかりできていました。
(1) 非常ベル、緊急放送の意味と聞き方。
(2) 避難前の整列の仕方。帽子をかぶり落下物から頭を守ること。
(3) 避難口の選択と廊下、階段の歩行。
(4) 「お・か・し・も・ち」の励行(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない・ちかよらない)
(5) 避難場所での整列方法。
今後は、学校ではもちろんのこと、家庭においても「実際に起きたらどうするか」「自分の命は自分で守る」ということを自覚していきましょう。
避難訓練終了後、5月1日(火)に着任された近藤先生の紹介を行いました。
近藤先生、よろしくお願いします。
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