日誌

郷土愛をも育む森林環境学習を行いました!!

  9月12日(水)、1年生が森林環境学習を実施しました。
 本校の森林環境学習は、環境教育一環として、環境問題についての現在の様子や森林環境の現状、環境破壊(森林破壊)を防ぐためにできることを学習する中で、町内の森林を見学し、植林や間伐、伐採などについての理解を深めることをねらいとしています。と同時に、地域の豊かな自然や産業に誇りと郷土愛を育むふるさと教育のねらいも兼ねています。

 今回の森林学習を実施するために、古殿町役場産業振興課の山﨑さん、教育委員の水野さん、(有)水野林興さんには、計画作りや場所の提供等で大変お世話になりました。ありがとうございました。

 今日は、はじめに学校において、山﨑さんより林業について資料をもとに、次の(1)~(5)について専門用語も交えながらわかりやすく説明をいただきました。
(1) 「林業」について
(2) 森林のはたらきについて
(3) 木が育つまでの年数について
(4) 山の仕事の内容について
   主伐→地拵え(じごしらえ)→植え付け→下刈り→つる切り・除伐→間伐(10年ごと位)→主伐
(5) 間伐について

 

 次に、水野林興さんの作業場に移動し、実際の作業の様子を見学させていただきました。

 

 チェーンソーで伐倒した後は、プロセッサという林業機械が大活躍です。あっという間に枝払いと同時に一定の長さで次々と切断(玉切り)が行われました。

 

 

 主伐の後は、森林の再生のために、苗木の植樹を行います。

 

切り出された材木は、検知作業のため1箇所(土場)に集められます。1本ずつ、直径の測定を行うのだそうです。

 

 最後に、山﨑さんより「古殿杉」の「はし」を記念として、生徒全員にプレゼントしていただきました。ありがとうございました。