日誌

『進路と人生』の考え方のヒントをいただきました!!

 11月27日(火)、いわき石川青年会議所の主催による、石川郡内の中学2年生を対象とした教育講演会が開催されました。演題は『~2020年 職業の百花繚乱時代の進路と人生~』です。今回で、8回目ということです。
 講師は、全国で活躍されている長沼博之(ながぬまひろゆき)さんです。長沼さんは、一般社団法人ソーシャル・デザイン代表理事。イノべーションリサーチャー・経営コンサルタント・作家等々、数多くの経歴をお持ちで幅広い分野で活躍されています。

 
 長沼さんは、古殿中学校の卒業生ということもあり、子ども達はいつも以上に真剣な態度で講演会に臨み、講話に聞き入っていました。
 講演では、苦労された学生時代の経験も含めながら、石川郡内の中学2年生に対して、次のようなメッセージを届けてくださいました。

【講演の要旨】
○コンプレックスや絶望感は、自身の強みとなり使命にもつながる。
○職業観、進路観は大きな変革期にある。
○今、新しい職業がどんどん生まれてきている。
○テクノロジーが進化する中で「仕事」のあり方も変化する。
○一石三鳥、四鳥でキャリアを考える「キャリアモデル」という考え方を知る。
○人生100年時代、終身雇用なき時代は、誰もが勉強をし続ける時代(生涯学習時代)。
○敷かれたレールはない。世界でたった一人のあなた。人と比べずそれぞれが主人公だという意識を持って、キャリアを舵取りする。
○幸せとは、自身の生命力と環境との関係性で決まる。

 翌日、生徒に感想を尋ねてみると、「進路や人生に対する考え方が広まりました。」という返事が返ってきました。

 長沼さん、ありがとうございました。
 今回の講演会を企画していただいた(一社)いわき石川青年会議所の皆さん、ありがとうございました。