日誌

2019年度の幕開けです ~ 入学式 ~

今日(4月8日(月))は、入学式です。2019年度がスタートしました。

 

【生徒代表歓迎の言葉】

 

【新入生代表の誓いの言葉】

 

   新入生の態度は、素晴らしいものがありました。さすが、古殿小学校の卒業生です。
もちろん、2,3年生の態度もとても立派でした。

【式辞の中で次のようなことを述べさせていただきました】

 

 

 「あいさつ坂」には水仙の花が咲き誇り、待ちかねたようにしだれ桜が開花を始めるなど、いのちの躍動感を感じる、さわやかな季節を迎えました。
 本日、古殿町長岡部光徳様をはじめ、多くのご来賓の方々にご臨席を賜り、保護者の方々に見守られ入学式を挙行できましたことに対し、心より御礼を申しげます。
 さて、新しい中学一年生の皆さん、ご入学おめでとうごいます。3月の卒業式では、下級生の模範として「あいさついっぱい」「ともだちいっぱい」「ノートいっぱい」「あせいっぱい」「ゆめいっぱい」の五つのいっぱいに取り組んだという自信に満ちあふれたとても頼もしい態度を見ることができました。この5つのいっぱいは、「人々が美しい心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味をもつ「令和」という新しい時代を生き抜いていくためには欠かすことができないものです。
 今日は、これからの生活について、とても大切な二つのことをお話しします。
一つ目は、「一番大切なもの」についてです。
皆さんにとって「一番大切なもの」・・・それは、皆さんの「命」です。「命」は、自分一人のものではありません。「お父さん・おかあさん」、「おじいちゃん・おばあちゃん」が大切につないできたものです。中学校になると、自転車で通学する機会が増えてきます。スクールバスの乗り降りなども含め「交通事故には、絶対に合わない」「命を大切にした生活」を心がけることが大切です。
二つ目は、古殿中学校の自慢や伝統についてです。
古殿中学校には「あいさつ坂」「登校坂」と呼ばれる二つの坂があり、「あいさつの古殿中」として、福島県内で有名になってきました。多くの先輩方が足腰と心を鍛え、様々な分野に羽ばたいていきました。若い時に足腰を鍛えることは、健康で長生きすることにもつながります。
 保護者の皆様、お子さまのご入学、誠におめでとうございます。
 保護者の皆様に、二つ、お話をします。
一つ目は、子ども達を取り巻く「新しい課題」についてです。
それは、スマートフォンやタブレット・電子ゲーム機器の広まりによる情報化社会の「影」の問題です。この問題への対応は、家庭と学校とが連携をしていかなければいけません。詳しくは、PTA総会などの機会にお話しします。
二つ目は、古殿町の学校教育への支援についてです。
古殿町では、保護者の方々のために新たに給食費の無償化に取り組まれました。また、学校現場への「町独自の臨時職員を5名採用するなどによる手厚い学習支援策」を提供するとともに、昨年度は、県内では類を見ない施設を備えた「やぶさめアリーナ」を建設をしてくださり、夢のようなイベントを開催してくださいました。
 これらのことから、子ども達が地域に誇りを持ち、「ふるどの」を愛し、将来的には、世界に羽ばたき、故郷に貢献するんだという強い志をもった人を育てていかなければならないと考えております。