研究授業(英語科)
2025年10月24日 17時00分今日の5校時は、2の1で英語の研究授業が行われました。
「ユニバーサルデザイン」について学習する単元でしたが、
そのまとめの学習として、「自分たちの学校に取り入れたい
ユニバーサルデザインを英語で紹介する。」と言うものです。
各自が考えたユニバーサルデザインについて、ICTをフル稼働
して英文を作り、プレゼン(紹介)の様子を動画に撮って
チェックし、より良いものに仕上げていく、と言うものでした。
子ども達は、自分が考えたユニバーサルデザインを紹介しようと
一生懸命に取り組む姿が多く見られて良かったです。
それにしても、ICTの革新的な進歩に目を丸くするばかりです。
タブレットのアプリを使ってパワーポイントみたいな原稿を
作成したり、生成AIや翻訳アプリなどを使って日本語を英語、
日本文を英文に変換したりするなど、ICTを上手に使いこなす
様子を見ると、本当に授業スタイルがすっかり変わって
しまったと感じます。
ただ、ALTのエンジェル先生が、次のことを指摘しました。
生成AIや翻訳アプリに頼ってばかりではダメ。自分のものに
なった言葉で表現しないと相手には伝わらない(良いプレゼン
にはならない)とのこと。AIやネットで分からない単語を
調べても、自分でその語源や読み方、発音、アクセントまで
理解しないと、自分のものにはならないと言うことです。
もしくは、まだ拙(つたな)くても、習った単語を駆使して
相手に伝わるような表現をした方が、自分の言葉で伝えて
いることになります。そのことを指摘され、何人かの生徒は
頷(うなづ)いていました。
とは言え、これからの時代に欠かせないのが、ICTや
生成AIなのも事実で、上手に付き合っていくしかなさそう
です。未だに、現金ニコニコ払いの人間には、もの凄い
プレッシャーを抱えながらの毎日の生活であります。