日誌

2020年1月の記事一覧

~第3学期始業式~

    1月8日(水)より3学期がスタートしました。
 学校に活気が戻ってきました。

                       【1年1組】

 

                                【1年2組】

【始業式】
① 校長式辞
 明けましておめでとうございます。
 はじめにうれしいことの話をします。昨日、新桑原の澤田梅子様より、手縫いの雑巾をたくさんいただきました。一枚一枚、丁寧な針仕事の雑巾です。とてもありがたいことだと思っています。さらにうれしかったことは、届けてくださった、元民生委員の永井君江さんが、「子ども達のあいさつがうれしくて、何かの役に立ててもらいたいという思いで縫われた」ということを話されたことでした。古中生の行動が評価されていることを実感しました。

 

 ところで、年末から年始にかけて「石川地区の高校の卒業生が箱根駅伝競走で大活躍」という明るい話題がありました。その一方で国内ではSNSの問題、中学生が犠牲となる火災の発生、国外では、大規模の火災や様々な国際紛争が発生しました、そのニュースが流れる度に「東日本大震災」での教訓「想定外・災害は忘れた頃にやってくる・命を守る行動をとる・今を大切に生きる」等が呼び起こされました。

さて、年頭に当たり皆さんはどんな気持ちでこの令和2年、2020年を迎えたでしょうか。
 先を見通せば、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。56年前の東京大会では、新幹線が開通、テレビが白黒からカラーに変わるなど日本経済が大きく発展する足がかりとなりました。今回の大会では、AIや5Gなどの情報技術の飛躍的な進展が予想されています。玲瓏祭の時に有賀さんが意見を述べたように、情報技術の進展には「光と影」の部分があるため、使う人間が今まで以上にしっかりとしなければいけません。皆さんには、社会の動きを見届けるとともにしっかりと記憶に残して欲しいと願っています。

 結びとなりますが、3学期は大変短い学期です。
 昨日、古殿中学校にとっての最初の受験がありました。その時の小論文の課題は「人事を尽くして天命を待つ」であったということを学年主任の鈴木浩子先生より教えていただきました。皆さんが国語で学んだ太宰治の作品「正義と微笑」の中に次のような文章があります。「日常の生活に直接役に立たないような勉強であっても、勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っている。それが貴いのだ。」将来、皆さんが一つかみの砂金を手にできるよう、今年も応援していきたいと思います。
 自分を見失わず、自分の目標に向かってしっかりと学んで、有終の美で終われるように願っています。

 

② 各学年の代表による3学期の抱負の発表】

 

                     【3年:菅井さん】

 

                  【2年:久保木さん】

 

                       【1年:穂積さん】

 

③ 雑巾の寄贈への御礼
   新生徒会本部役員よりの御礼です。