歳末助け合い運動にご協力を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。
皆様のご協力により、総額26,937円の募金が集まりました。
生徒会では、11月下旬~12月の上旬にかけて、朝のあいさつ運動の時間に募金を呼びかけたり、各学級を回って募金を呼びかけたりしてきました。
12月12日(水)の放課後、全校生を代表して、生徒会庶務の加藤さん・矢内さん・小濵さんの3名が福島民友新聞社石川支局長さんへお渡ししました。


この募金は、福島県社会福祉協議会を通じて、社会福祉事業などに役立てられます。
12月12日(水)、人権擁護委員の方々が、人権作文コンクールの表彰のために、来校されました。
コンクールへの参加者を代表し、『奨励賞』を受賞した1年の岡部さんが表彰状を受領しました。


岡部さんの作文の題名は「今、伝えたいこと」です。
「虐待」のない社会を願い、自分の考えを文章にしました。
内容の一部を紹介します。
この頃、虐待のニュースを見ることが多くなっています。
<中略>
周りに虐待を受けている子どもがいたら、助けてあげてほしいです。子どもは、力を持った大人には勝てないのです。
子育てをしている人達が、かわいいわが子の成長を喜べないほど疲れて虐待してしまうなら、心の支えとなってくれる人が一人でもいればいいのです。
「虐待のない社会にしていきましょう」と訴えかける内容でした。
世の中から、虐待という言葉がなくなるといいですね!!
12月11日(火)、思春期講座を開催しました。
現代は、性情報の氾濫、身体の早熟化、性に対する意識の変化などにより、様々が課題が低年齢化しています。
思春期講座の目的は、子ども達が男女の性の特質を理解し、互いを尊重するとともに、中学生としての社会的立場を踏まえたよりよい異性関係を築くことができるようにすることです。
古殿中学校では、生徒の発達段階に応じ、7月に2年生、11月に3年生が学習を行ってきました。
今回は、古殿町健康管理センター保健師の武藤さんを講師にお迎えし、1年生が学習を行いました。






授業後、「先生のおかげで思春期とはどのような時期なのかがよくわかりました」と多くの生徒が感想を書いていました。
お忙しい中、ありがとうございました。
12月9日(日)、町民水泳大会が開催されました。
この日は、この冬一番と思われるような寒波に見舞われ、外はとても寒い日となりました。
古殿中学校からは、町の水泳教室に通っている生徒の他、野球部やソフトボール部の生徒が冬場のトレーニングを兼ねて参加しました。
開会式において、我妻君が「寒い中でも、熱く戦います!!」と力強い選手宣誓を行いました。

個人種目や団体種目で熱戦が繰り広げられました。

【個人種目:自由形】

【団体種目:むかで競争】
特別企画として、シンクロチームの演技披露があり、見事な演技に歓声が沸き起こりました。素敵な企画をしていただきありがとうございました。
昼時には、来場者に豚汁が振る舞われ、体の芯から温まりました。ありがとうございました。
最近は、ゲームなど「電子メディア漬け」になっている子どもたちも多く、想像力を育むことが難しい状況といわれています。読書は、脳を活性化し、想像力を育み、心を豊かにする働きがあります。
11月29日(木)、石川ロータリークラブ様より、生徒用図書52冊(総額10万円分)を寄贈していただきました。とてもありがたいですね!!


生徒を代表して、図書委員会の委員長の佐藤さんより「古殿中学校の生徒は、本が好きな人が多いので、大切に読みたいと思います。」とお礼の言葉が述べられました。

古殿中学校では、11月27日(火)より全校読書週間に取り組んでいます。この他にも、年間を通し次のような活動により、読書に親しめるようにしています。
○昼休みの時間を利用した図書の貸し出し
○長期休業期間(夏休み・冬休み)の本の貸し出し
○学級文庫への本の貸し出し
今後も家庭と連携し、「子どもたちの豊かな心を育む 読書の町 古殿」を目指して取り組んでいきたいと思います。
「電子メディア」に負けない「夢」や「心の栄養」を子どもたちに与えてあげましょう。
小学校の6学年の児童は、各小学校において中心的な役割を果たしています。しかし、中学校への入学後、学校の雰囲気や中学校の指導法になじめなかったり、新しい集団の中で人間関係が築けないなど、学校生活への不適応などを起こすことがあり「中一ギャップ」と呼ばれるようなことが問題とされてきました。
そのため、古殿町では中学校への入学の前に、計画的に小学校と中学校の交流活動(ふるどのコネクション)や出前授業を行ってきました。
11月28日(水)、古殿小学校6年生を対象とした「算数」の出前授業を行いました。授業者は、古殿中学校の山田教頭先生です。
「算数」から「数学」への橋渡しとも言える「正負の数」の導入部分の学習が行われました。児童は、「正負の数」を身の回りの様々な場面で見たり・使っていたり・計算しているということを知り、中学校の学習を楽しみにしている様子でした。



「中一ギャップ」とは?
小学生から中学1年生になったとたん、学習や生活の変化になじめずに不登校となったり、いじめが急増するという現象。ギャップの典型例は、コミュニケーションが苦手な生徒が小学校時の友人や教師の支えを失う「喪失不安増大型」と、小学校でリーダーとして活躍していた生徒が中学校で居場所を失ってしまう「自己発揮機会喪失ストレス蓄積型」であることがわかったといいます。こうした現象を解消するために、中学教師が小学校で「出前授業」をしたり、小学生と中学生が合同で行事を開催したり、など小学生のうちから中学校の教師や先輩に親しんでもらう試みを行うようになっています。
11月27日(火)、いわき石川青年会議所の主催による、石川郡内の中学2年生を対象とした教育講演会が開催されました。演題は『~2020年 職業の百花繚乱時代の進路と人生~』です。今回で、8回目ということです。
講師は、全国で活躍されている長沼博之(ながぬまひろゆき)さんです。長沼さんは、一般社団法人ソーシャル・デザイン代表理事。イノべーションリサーチャー・経営コンサルタント・作家等々、数多くの経歴をお持ちで幅広い分野で活躍されています。
長沼さんは、古殿中学校の卒業生ということもあり、子ども達はいつも以上に真剣な態度で講演会に臨み、講話に聞き入っていました。
講演では、苦労された学生時代の経験も含めながら、石川郡内の中学2年生に対して、次のようなメッセージを届けてくださいました。
【講演の要旨】
○コンプレックスや絶望感は、自身の強みとなり使命にもつながる。
○職業観、進路観は大きな変革期にある。
○今、新しい職業がどんどん生まれてきている。
○テクノロジーが進化する中で「仕事」のあり方も変化する。
○一石三鳥、四鳥でキャリアを考える「キャリアモデル」という考え方を知る。
○人生100年時代、終身雇用なき時代は、誰もが勉強をし続ける時代(生涯学習時代)。
○敷かれたレールはない。世界でたった一人のあなた。人と比べずそれぞれが主人公だという意識を持って、キャリアを舵取りする。
○幸せとは、自身の生命力と環境との関係性で決まる。
翌日、生徒に感想を尋ねてみると、「進路や人生に対する考え方が広まりました。」という返事が返ってきました。
長沼さん、ありがとうございました。
今回の講演会を企画していただいた(一社)いわき石川青年会議所の皆さん、ありがとうございました。
11月22日(木)、古殿町健康管理センター保健師の方々を講師としてお迎えし、2年生を対象とした『子育て教室』を開催しました。
ねらいは、次の2つです。
① 妊婦体験ジャケットを着用したり、赤ちゃん人形を抱っこしたりするという体験をとおして、妊娠中の女性の大変さや赤ちゃんの命の重みについて知る。
② 自分たちも、家族から大切に育てられてきたことを自覚し、自分や自分以外の人たちの命を大切にしようという心を養う。
温かな眼差しで赤ちゃんの模型を見つめ、やさしく手をさしのべている子ども達の姿が印象的でした。

妊婦さんの苦労を実感したようです。

この後、荷物を持って階段の上り下りに出かけました。