12月9日(日)、町民水泳大会が開催されました。
この日は、この冬一番と思われるような寒波に見舞われ、外はとても寒い日となりました。
古殿中学校からは、町の水泳教室に通っている生徒の他、野球部やソフトボール部の生徒が冬場のトレーニングを兼ねて参加しました。
開会式において、我妻君が「寒い中でも、熱く戦います!!」と力強い選手宣誓を行いました。

個人種目や団体種目で熱戦が繰り広げられました。

【個人種目:自由形】

【団体種目:むかで競争】
特別企画として、シンクロチームの演技披露があり、見事な演技に歓声が沸き起こりました。素敵な企画をしていただきありがとうございました。
昼時には、来場者に豚汁が振る舞われ、体の芯から温まりました。ありがとうございました。
最近は、ゲームなど「電子メディア漬け」になっている子どもたちも多く、想像力を育むことが難しい状況といわれています。読書は、脳を活性化し、想像力を育み、心を豊かにする働きがあります。
11月29日(木)、石川ロータリークラブ様より、生徒用図書52冊(総額10万円分)を寄贈していただきました。とてもありがたいですね!!


生徒を代表して、図書委員会の委員長の佐藤さんより「古殿中学校の生徒は、本が好きな人が多いので、大切に読みたいと思います。」とお礼の言葉が述べられました。

古殿中学校では、11月27日(火)より全校読書週間に取り組んでいます。この他にも、年間を通し次のような活動により、読書に親しめるようにしています。
○昼休みの時間を利用した図書の貸し出し
○長期休業期間(夏休み・冬休み)の本の貸し出し
○学級文庫への本の貸し出し
今後も家庭と連携し、「子どもたちの豊かな心を育む 読書の町 古殿」を目指して取り組んでいきたいと思います。
「電子メディア」に負けない「夢」や「心の栄養」を子どもたちに与えてあげましょう。
小学校の6学年の児童は、各小学校において中心的な役割を果たしています。しかし、中学校への入学後、学校の雰囲気や中学校の指導法になじめなかったり、新しい集団の中で人間関係が築けないなど、学校生活への不適応などを起こすことがあり「中一ギャップ」と呼ばれるようなことが問題とされてきました。
そのため、古殿町では中学校への入学の前に、計画的に小学校と中学校の交流活動(ふるどのコネクション)や出前授業を行ってきました。
11月28日(水)、古殿小学校6年生を対象とした「算数」の出前授業を行いました。授業者は、古殿中学校の山田教頭先生です。
「算数」から「数学」への橋渡しとも言える「正負の数」の導入部分の学習が行われました。児童は、「正負の数」を身の回りの様々な場面で見たり・使っていたり・計算しているということを知り、中学校の学習を楽しみにしている様子でした。



「中一ギャップ」とは?
小学生から中学1年生になったとたん、学習や生活の変化になじめずに不登校となったり、いじめが急増するという現象。ギャップの典型例は、コミュニケーションが苦手な生徒が小学校時の友人や教師の支えを失う「喪失不安増大型」と、小学校でリーダーとして活躍していた生徒が中学校で居場所を失ってしまう「自己発揮機会喪失ストレス蓄積型」であることがわかったといいます。こうした現象を解消するために、中学教師が小学校で「出前授業」をしたり、小学生と中学生が合同で行事を開催したり、など小学生のうちから中学校の教師や先輩に親しんでもらう試みを行うようになっています。
11月27日(火)、いわき石川青年会議所の主催による、石川郡内の中学2年生を対象とした教育講演会が開催されました。演題は『~2020年 職業の百花繚乱時代の進路と人生~』です。今回で、8回目ということです。
講師は、全国で活躍されている長沼博之(ながぬまひろゆき)さんです。長沼さんは、一般社団法人ソーシャル・デザイン代表理事。イノべーションリサーチャー・経営コンサルタント・作家等々、数多くの経歴をお持ちで幅広い分野で活躍されています。
長沼さんは、古殿中学校の卒業生ということもあり、子ども達はいつも以上に真剣な態度で講演会に臨み、講話に聞き入っていました。
講演では、苦労された学生時代の経験も含めながら、石川郡内の中学2年生に対して、次のようなメッセージを届けてくださいました。
【講演の要旨】
○コンプレックスや絶望感は、自身の強みとなり使命にもつながる。
○職業観、進路観は大きな変革期にある。
○今、新しい職業がどんどん生まれてきている。
○テクノロジーが進化する中で「仕事」のあり方も変化する。
○一石三鳥、四鳥でキャリアを考える「キャリアモデル」という考え方を知る。
○人生100年時代、終身雇用なき時代は、誰もが勉強をし続ける時代(生涯学習時代)。
○敷かれたレールはない。世界でたった一人のあなた。人と比べずそれぞれが主人公だという意識を持って、キャリアを舵取りする。
○幸せとは、自身の生命力と環境との関係性で決まる。
翌日、生徒に感想を尋ねてみると、「進路や人生に対する考え方が広まりました。」という返事が返ってきました。
長沼さん、ありがとうございました。
今回の講演会を企画していただいた(一社)いわき石川青年会議所の皆さん、ありがとうございました。
11月22日(木)、古殿町健康管理センター保健師の方々を講師としてお迎えし、2年生を対象とした『子育て教室』を開催しました。
ねらいは、次の2つです。
① 妊婦体験ジャケットを着用したり、赤ちゃん人形を抱っこしたりするという体験をとおして、妊娠中の女性の大変さや赤ちゃんの命の重みについて知る。
② 自分たちも、家族から大切に育てられてきたことを自覚し、自分や自分以外の人たちの命を大切にしようという心を養う。
温かな眼差しで赤ちゃんの模型を見つめ、やさしく手をさしのべている子ども達の姿が印象的でした。

妊婦さんの苦労を実感したようです。

この後、荷物を持って階段の上り下りに出かけました。
11月20日(火)に『中学生議会』を開催していただきました。
3年生は、社会や総合の時間を使って、古殿町をより良くするにはどんな質問を出すべきかと班毎にしっかりと考えて議会に臨みました。当日は議会の厳粛な雰囲気の中で、町長さん、議長さん、副町長さん、副議長さん、町議会議員の方々、教育長さん、役場職員の方々にお世話になり中学生議会を進めることができました。
議長として、根本君、坂本君が議事進行を行い、班の代表が議員として質問しました。


終わってからの反省会で、中学生の「町を活性化させたい」という強い思いが伝わってきましたとお褒めの言葉を頂きました。

※今回の内容は、「3学年だより」からの引用です。
11月18日(日)、第30回市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会が開催されました。
古殿町のチームは、中学生15名と社会人8名で編成されています。

【スタート直後の様子】

【10区の斉藤さんから11区の岡部さんへの襷リレー】
今回、古殿町のチームは、昨年度の記録を約5分短縮するなど、練習の成果を存分に発揮しました。また、総合順位を5位向上させ、町の部の『敢闘賞』を受賞するなど『有終の美』を飾り、大会を終了しました。
古殿中学校の生徒は、10名が選手として、5名がサポーターとして貢献しました。
帰町後の「解団式」において、高校生になっても古殿町のために走りたいと抱負を述べる生徒もおり、これからが楽しみです。

【団旗返還】

【感想発表】
11月15日(木)、第58回石川地区中学校弁論大会が石川中学校において開催されました。
本校より、3年生の岡部さんが出場し、『自分の意見を伝えること』という演題で堂々と発表しました。

意見を伝えることは「物事をよく理解するために必要であること」、「自分を知ってもらうために必要であること」ということを自分の体験をとおして訴えました。
社会において、新しい人間関係を築くためには、コミュニケーション能力が必要不可欠であるということを改めて考えさせられた発表でした。
